当サイトのリンクには広告が含まれる場合があります。 記録

色彩検定UC級レポ〜独学2週間の勉強方法まとめ〜

2024-11-15

先日行われた、2024年冬期色彩検定のUC級を受検してきました。

色彩検定UC級に興味がある方に向けて、
実際に私が勉強した内容や時間、難易度などについてまとめてみます。

色彩検定UC級とは

色彩検定は、1級・2級・3級の他にUC級が存在します。

UCって何?

UCとは、色のユニバーサルデザイン(Universal-design of Color)のこと。

色覚の多様性に配慮するための知識だったり、

それぞれの目的にあったデザインと
色彩設計の知識を身につけることができます。

UC級で学べること

  • 色が見えるしくみや色の表し方
  • 色覚異常による見え方
  • 高齢者の色の見え方
  • 配慮すべき色の組み合わせ
  • ユニバーサルデザインが用いられた事例

基本情報

受検時期:6月・11月(年2回)

試験方式:マークシート(一部記述あり)

試験時間:60分

受検料:6,000円

受検申し込みは夏期は4月、冬期は8月頃から始まります。

受験日の1ヶ月ほど前には申し込みが締め切られるので、
申し込み可能日程は公式HPにてご確認ください。

UC級は、1~3級と並ぶものではなく、
あくまで 独立したひとつの級として設定されています。

受検資格は特にないですが、
当日の試験会場の様子だと
大学生〜若手社会人が多いように思いました。

UC級の難易度は?

UC級は他級より上・下といった位置付けはされていないことと、
個人差により難易度を表すのは難しいです。

ただ、受検してみた体感、3級よりやや簡単に思えました。

どういった点で?

私は3級は受検していないのですが、
勉強し始めの頃に3級の知識も必要かもと思い、
3級の範囲を勉強しました。

しかし、UC級は圧倒的に覚えることが少なく、
UC級の公式テキストのみで対策可能であることから、
興味がある方は軽く受けてみるのをオススメします。

色彩検定UC級の勉強方法

では、そんなUC級の勉強方法についてまとめてみます。

たどうちゃんの事前スペック

勉強前の私の状態

  • 元福祉系大学生
  • ユニバーサルデザインの知識少しあり
  • Webデザインを学んでいた時期あり

という感じで、完全ゼロスタートではありませんが、
特段知識があるわけでもありませんでした。

使用教材と勉強方法

私が使用した教材は以下の3つです。

使用教材

  • 色彩検定公式テキスト(2019年発行)
  • 色彩検定過去問題集(2018年度)
  • YouTube動画

色彩検定公式テキストと過去問

過去問とセットで、メルカリで1,800円で購入しました。

実際に使用した色彩検定公式テキストと過去問題集
使用したテキストと過去問

少し古いですが、このテキストでも十分基礎知識は網羅されていると感じました。

(公式テキスト:定価2,300円+税)

(過去問題集:定価500円+税)

2022年1月にUC級テキストが改定され、
試験範囲も新テキストの内容に準拠する形に変更されているため、
できるだけ新しいテキストで勉強することをオススメします。

勉強の流れ

  • テキスト1周読む
  • 過去問を解いてみる
  • テキストを見ながら過去問を解き直す
  • テキストを読み直す

私が使用したテキストは75ページまでが覚えるべきことで、
それ以降は事例集や資料集となっていました。

また、1ページの情報量もそこまで多くなく、
読み物として楽しく読めます。

1時間ほどあれば1周読めると思います。

ここに注意

2018年度の過去問は記述がなかった…!

リサーチ不足で当日驚いたけど、
そんなに難しいことは聞かれなかったからよかった!

YouTube動画

さすがに古めのテキストと過去問だけでは不安だったので、
新しめのYouTube動画も参考にしました。

色彩検定協会【公式チャンネル】

豪華声優による、アニメ動画となります。

気楽に見れるランキング第1位。

チャンネル内で「UC」と調べて、
出てくる動画をとりあえず見ました。

UCと調べて出てくる動画を見る
こんな感じで絞ってた
irodori大学

1.5倍速で聞き流していました。

会場に向かう電車の中でも聞いてたら、
ちょうど聞いてた部分が出てラッキーでした!

総勉強時間

私は平均して1日30分ほどを2週間で試験に臨みました。

トータル7時間かな。

まだ正確な点数や合否は発表されていないのですが、
およそ合格していると思われます。

あまり勉強感は なかったな〜

受検当日

私は明治学院大学が受検会場でした。

立教大学に行く気満々だったのはナイショ…
色彩検定の会場
色彩検定の会場

大講義室で100人ほどはいたでしょうか。

他の階の教室も使用していたようなので、
この会場だけでも100人以上はUC級の受検者がいたのではないでしょうか。

途中退出は原則NGで、
2周解き直しても時間が余るくらいだったので、
最後に自由記入できるアンケートを
丁寧に書いて時間を潰していました。

結果について

200点満点で160点前後が合格ラインだそうです。

※問題の難易度により変動あり

他級は7割なのですが、
UC級のみ8割が合格ラインなので注意!

おそらく非公式ですが、
当日中には解答速報がXにて上がっていました。

自己採点したい方は、
問題用紙に自分の解答を写しておくことをオススメします。

さすがに配点までは出ないので、
目安でしかありませんが、

(正解数 ÷ 問題数)× 200

でおよその点数を出すことができます。

私の今回の点数予想は169点

12/5が合否発表なので、
結果が出次第また更新しますね◎

-記録
-