IT未経験の私が
基本情報技術者試験の勉強をしていて、
つまずいたところや疑問に思った点を
アウトプットするシリーズです。
同じく基本情報技術者試験の勉強をしている方の参考になったら嬉しいです♪
試験合格を目指した覚え方・考え方かつ未経験独学なので、
実務的な理解方法とは異なる場合があります。
今回のテーマ:関係演算
今回は、関係演算について理解していきます。
範囲情報
・科目A:テクノロジ系
・データベース技術
応用情報でも聞かれる可能性あり!
今回の用語
関係演算
関係演算とは、
たくさんの情報が入った表(データベース)の中から、
自分が欲しい情報だけを見つける作業のこと。
たとえば、学校のクラス名簿を思い浮かべてみてください。
そこには、名前、学年、出席番号、好きな科目が書いてあるとします。
もし、「好きな科目が数学の子だけを見つけたい!」って思ったら、
名簿の中から「数学が好き」な子の情報だけを抜き出しますよね。
この例でいうとA子とE華だね!
この「必要な情報だけを取り出す作業」が、関係演算です。
関係演算のデータ操作
- 結合
- 射影
- 選択
- 和
結合
結合とは、関係データベースの2つの表をくっつけて
新しい表を作ることです。
↓
射影
射影とは、表(データベース)の中から、
必要な「列」だけを取り出す作業のことです。
選択
選択とは、表(データベース)の中から
条件に合う「行」だけを選び出す作業のことです。
和
和とは、2つの表のデータを合わせて1つにする作業のことです。
問題の出題例
関係モデルにおいて、関係から特定の属性だけを取り出す演算はどれか。
ア. 結合
イ. 射影
ウ. 選択
エ. 和
こちらは令和元年秋期問27です。
ポイントは、「特定の属性だけを取り出す」こと。
属性=列なので、
答えはイ. 射影となります。
射影と選択が覚えづらいよね…
射影は縦!選択は横!
ちなみに、列と行の覚え方は
漢字の形を見るといいです!
まとめ
関係演算とは、
たくさんの情報が入った表(データベース)の中から、
自分が欲しい情報だけを見つける作業のことです。
データ操作は「結合」「射影」「選択」「和」が存在します。
※ 厳密には「差」「積」もあります!
とくに「射影」と「選択」の違いについて
しっかり押さえておきましょう!